☆かぶ☆
球の形が丸く整い肌の色つやがよくかたくしまっていてひび割れていないものを。葉はピンと伸びて勢いがあり、鮮やかな緑色をしたものを選び、葉の付け根も緑色で細いひげ根が付いているほうがよいです。
◆特徴と種類◆
収穫時期は品種の種類によって違いがありますが、全体的に寒い時期ほど甘みが強くなり、葉も柔らかいです。小かぶは肉質が柔らかいです。
◆下ごしらえと調理法◆
あくが少ないので、下ゆでの必要はないです。外側は筋が多いので、煮物にする場合は皮を厚めにむきましょう。葉や茎は炒め物、汁の実、漬物などに、根の部分は、サラダ、酢の物、漬物、煮物などに使われます。聖後院は京野菜の一つで、かぶら蒸しや千枚漬けに利用されます。飛騨紅、温海、日野菜、すぐき菜は漬物にむきます。
◆保存法◆
根と葉と切り離し、霧吹きで水分を与えてから冷蔵庫で別々に保存します。根は約1週間、葉は1~2日で使い切るようにしましょう。
◆栄養と効能◆
根の部分は大根の根の部分の栄養素とほとんど同じで、取り立ててたくさん含まれてい栄養素は見当たらない。カリウムやビタミンCがやや多い程度です。アブラナ科野菜に共通した特徴として、刺激性辛み物質のもとになるグルコシノレートという成分を含んでいます。グルコシノレートは加熱して食べると肝臓の解毒作用を活性化させます。動物実験ではがんの抑制効果が見られたといいます。
大根と同じように、でんぷんを分解するアミラーゼという酵素をたくさん含んでいるので、主食(ご飯、パン、麺など)を食べすぎたときの胸やけや胃もたれを解消してくれます。
かぶの葉は、根とは全く異なる栄養素をもちます。カロテン(体内でビタミンAとして働く色素)がきわめて豊富な緑黄色野菜で、ビタミンCや食物繊維を大量に含んでいます。ビタミンCは免疫力を高めたり、老化やがんを抑制します。食物繊維は便秘を改善したり、生活習慣病を予防したりします。葉の部分もぜひとも捨てずに利用したいですね。ただし、抗謬後は葉の部分を切り離して保存しないと、根の部分の乾燥が早く進んでしまうので注意しましょう。
参考文献「秋・冬が旬の野菜 講談社」




