こんにちは、コムラです。
先日から、梅雨明けをして毎日猛暑の日々が続いていますね。
そんな中、中学生は部活で暑い中がんばっていますね! 特に中学3年生は、最後の大会なので
練習には熱が入っていると思います。また、夏休みに部活をする生徒も暑い中大変だと思います。
猛暑の中、部活をされる生徒さんについては、特に注意しないといけないのが、
熱中症ですよね!
今回は、その熱中症についてまとめてみました。参考にしてみてください。
中学生の皆さんは、熱中症の対策と予防をして、暑い夏を乗り切ろう!
熱中症とは暑熱環境で発生する障害の総称で、熱失神、熱けいれん、熱疲労(熱ひはい)、熱射病などに分けられます。
この中でもっとも重いのが熱射病です。
スポーツによる熱中症事故は適切な予防措置さえ講ずれば防げるものです。
熱中症になると、その後しばらくスポーツ活動を休まざるを得なくなり、トレーニングの面からもマイナスになります。
そもそも暑熱環境下ではトレーニングの質が低下するうえに消耗が激しく、トレーニング効果もあがりにくくなります。
このような意味から、熱中症を予防することは、効果的なトレーニングを進めることにも通じます。
熱中症では予防が大切です。暑い時には熱中症の兆候に注意し、おかしい場合には早 めに休むことです。そして、万一の緊急事態に備え、救急処置を知っておきましょう。
涼しい場所に運び、衣服をゆるめて寝かせ、水分を補給すれば通常は回復し ます。足を高くし、手足を末梢から中心部に向けてマッサージするのも有効です。吐き気やおう吐などで水分補給ができない 場合には病院に運び、点滴を受ける必要があります。
生理食塩水(0.9%)を補給すれば通常は回復します。
死の危険のある緊急事態です。体を冷やしながら集中治療のできる病院へ一 刻も早く運ぶ必要があります。いかに早く体温を下げて意識を回復させるかが予後を左右するので、現場での処置が重要で す。
熱射病が疑われる場合には、直ちに冷却処置を開始しなければなりません。 冷却は、皮膚を直接冷やすより、全身に水をかけたり、濡れタオルを当てて扇ぐ方が、気化熱による熱放散を促進させるので 効率がよくなります。また、頸部、腋下(脇の下)、鼠径部(大腿部の付け根)などの大きい血管を直接冷やす方法も効果的 です。
またとっさの場合、近くに十分な水が見つからない時の効果的な体の冷却法 として、次のことを実行してください。水筒の水、スポーツドリンク、清涼飲料水などを口に含み、患者の全身に霧状に吹き かけてください。全身にまんべんなく吹きかけることにより、汗による気化熱の冷却と同じような効果をもたらします。これ らの液体は、冷たい必要はありません。また熱射病では合併症に対して集中治療が必要ですので、このような冷却処置を行い ながら、設備や治療スタッフが整った集中治療のできる病院に一刻も早く運ばなければなりません。
- 2011年07月11日
- すたっふ日記
- こむら